【自動車業界について②】営業として働いた経験のまとめ

皆様こんばんは。Masaです。

今日は自動車業界について②ということで、実際に私が3年間Tier1サプライヤで営業として自動車メーカーを相手に働いていた経験をまとめようと思います。

今日の記事は就職活動中の大学生や、転職活動中の方々に少しでも役に立てばいいなと思って書きます。

 自動車業界についての前回記事はこちら。

marumaru0722.hatenadiary.jp

 

 

■私がいた会社について

いわゆるTier1、自動車メーカーとの仕事がメインの部品メーカーでした。

作っている部品は主に車の内装部品で、本社と開発拠点は日本にあります。(あまり細かく書くと特定できてしまうので、詳細を知りたい方はメッセージにて、、、)

日本の自動車メーカーよりも海外の自動車メーカーを数多くお客さんとしている会社でした。

 

■私の職種

法人営業として自動車メーカーをお客さんとして働いていました。

海外の自動車メーカーがお客さんでしたので、いわゆる外回りみたいなことは一切なく、海外出張に行くことでお客さんと会っていました。

じゃあ日々のお客さんとのコミュニケーションはどうするの?と思われたかもしれませんが、そこはご安心ください。

お客さんがいる場所には現地の営業マンやエンジニアがいる販売小会社があるので、常日頃のお客さんとのコミュニケーションは彼らが担っています。

そして私はこの営業マン達と日々コミュニケーションを取り、お客さんのやりたいことを聞いたりするわけです。

本当に営業なの?って感じですよね。

 

■営業としての仕事内容

お客さんにほとんど会わない営業ってどんな仕事してるの?って疑問があると思います。

ですので私が3年間やってきたことや、先輩上司を見てきたことをベースにまとめてみます。

営業としてやった仕事は主に下記4つだと思います。

1.社内での受注活動牽引(いわゆるRFI/RFQ対応)

2.お客さんへの見積り作成(お客さんの要望と弊社要望のすり合わせを行う)

3.担当プロジェクトの収益管理

4.発生した課題に対する社内取りまとめ

こうしてみると上2つは営業っぽい仕事ですが、下2つは営業と言うよりはPM(Project Manager)の仕事っぽいですね。少し説明しますと、

 1つ目の受注活動牽引というのは、お客さん(自動車メーカー)からこんな部品を作ってほしい仕事があるんだけど見積もり出せる?という依頼が舞い込んできます。

それに対してビジネス規模はどれくらいか、利益は出そうか、見積もり出すならいつまでにどんなアクションが必要か、を社内関係者と整合し皆をグイグイ引っ張っていきます。

2つ目の見積もり作業は、お客さんから要求されたスペックや生産台数に基づいて製品を販売すると幾らになります、を作る作業です。(お客の要望もある程度叶え、かつ利益も出さないといけないのでとても頭を使います)

3つ目の収益管理は、開発や生産している製品の収益性を確認し、利益が出ていなければコストを削減する活動をしたり、お客さんへの売価を上げる活動をしたり、といったことをしていました。

4つ目の社内取りまとめは、なぜか前職では営業の力が大きかったこともあり生産トラブルや部品調達トラブルなどが発生した場合に、まず営業主管で社内の有識者を集め対策会議を開催したりしていました。

 

■1日の仕事の流れ

自分が就活生のときは1日の仕事の流れを見ても仕事のイメージが沸かなかったのですが、一応書いてみようと思いますw

午前

出社しメールチェック。特に気にするのは現地営業マンからのメール。

彼らからメッセージが来るということはすなわちお客さんからメッセージが来ていることと同義なので、内容を確認し早急な対応が必要かどうか確認します。

でも緊急の対応や打ち合わせがなければだいたい午前中は見積もりをエクセルで作成しています。

 

午後

午後の時間は打ち合わせに使っていました。確認していた内容としては、開発部門から部品コストや開発コストの見積もり状況を伺ったり、お客さんから来ているリクエストや発生している問題に対してどんなアクションを取るべきかを有識者と協議したりしていました。

 

夕方前

夕方から私のパートナーであった現地営業マンが動きだすので、確認事項があれば電話で確認し、必要があれば電話会議を行ったりしていました。

たまにですがメールで理解してた内容を電話で話したところ、私と現地営業マンの間に齟齬が生まれていて、夕方から急に忙しくなるなんてこともありました。笑

ちなみにですが、お客さんが海外のお客さんでしたので基本見積もりの提出納期が現地時間の夕方でした。なので一番遅くまでやったときは深夜3時まで見積もりを作ったこともあります。。。

 

 

■ぶっちゃけ仕事は楽しかったのか?

非常に楽しかったです。転職しましたが。笑

何が楽しかったかと言うと、次々訪れる課題(お客さんからの無理難題が大半)に対して社内の関係者と協力して課題を解決していくこと、ですかね。

個人作業が好きな人はあまり楽しめないと思いますが、チームワークや人と一緒に何かをしたい人はとても楽しめると思います。

あともともと自動車やメーカーに興味はなかったのですが、やはり自分が携わった製品が世の中に出ると嬉しかったです。最後の方は道路で走っている車の内装を見るのも楽しかったですね。笑

 

 

■まとめ

日本に本社と開発拠点がありお客さんが海外にいる会社でしたので、いわゆる営業マンは海外にいました。彼らを通じてお客さんとコミュニケーションを取り、たまに出張に行ってはお客さんと直接話す、という営業スタイルでした。

ですので仕事内容は プロジェクトを受注するために部門や人を動かしたり、利益を出すために収益改善活動を行ったり、見積もりを作ったり、といった仕事がメインでした。

 

次回は働いていて大変だったこと、自動車業界で働く上でつきまとう大変さについて思ったことを書いていこうと思います。

 

 

【番外編】綱島源泉湯けむりの庄に行ってきた!

皆様こんばんは。Masaです。

先週金曜日に体の疲れがマックスだったので、綱島にある「綱島源泉湯けむりの庄」に行ってきました!本当に良い温泉で最高だったので色々記事にしたいと思います!

いつもより柔らかい内容なので楽しく書こうと思います。

 

綱島源泉湯けむりの庄について

神奈川県最大級の日帰り温泉で、東急東横線綱島駅からシャトルバスで10分、または徒歩で20分弱の距離にある温泉になります。

HPは下記になるのですが、HPを見ただけではわからないことについて書いていこうと思います。

www.yukemurinosato.com

 

■アクセスについて

私は車を持っていないので綱島駅から徒歩で行きました、がなかなか徒歩は遠いです。駅から道路に出て鶴見川の橋を超え、そこからラウンドワンなどを通り過ぎ10分くらい歩くと着きます。

本当はシャトルバスに乗りたかったのですが、綱島駅シャトル停留所がわからなくて歩きました。

ただ帰りに温泉から綱島駅までのシャトルバスに乗って、シャトル停留所がわかったので地図をつけておきます。左下の赤いポチっとなってるのがシャトル停留所です。わかりにくいですね笑 タイムズ綱島東第4パーキングが停留所になっています!

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ちなみに徒歩や車で行く場合は、温泉がマンションと企業ビルに挟まれており一見どこにあるかわらないのでご注意ください。私はマンションの敷地内に迷い込みました笑

温泉は国道140号線沿いにあり、入口で警備員の方が駐車場案内をしています。なので迷いそうになった方は警備員の方が見えるまで国道140号線を歩き続ければ大丈夫です!それかYOROZUという会社のすぐ隣なので、そちらを目指しても着きます!

 

 

■温泉に入ってみた感想

結論から言うと最高でした!まず入口から何から何まで全てがきれいですし、天井も高く開放感があり本当に最高でした。たくさん良かった点があるので箇条書きにしてみようと思います。

良かった点

1.靴預けるコインロッカーが100円玉不要。これ重要です。鍵を抜き差しするだけでOKなので煩わしさがありません。

2.料金後払い制なのでタオルや館内着を貰えばすぐに温泉に向かえます。財布を出す煩わしさがないです。

3.館内に休憩できるスペースがめっちゃ多いです。普通の椅子もたくさん置いてあるのですが、1階左奥のスペースには休憩所がありテレビ付きのリクライニングシート?がたくさんあります。しかも女性専用スペースもあるので若い女性の方も安心ですね!

4.体を洗うスペースがたくさんあります。温泉に入ると男湯は入って左手に体を洗うスペースがあるのですが、仕切りのついたスペースがだいたい40人分くらいはありました。しかも広々しているのでとても使いやすかったです。

5.温泉の種類が豊富。温泉は室内と露天に分かれるのですが室内には源泉かけ流しと電気風呂、ジャグジー2種類、サウナ(82℃)、水風呂があります。また露天スペースには、炭酸湯、壺湯2つ、源泉かけ流しと週替りの湯が1つずつ、うたた寝湯が6人分、塩サウナ(62℃。毎時00分に自動ロウリュウがスタートします。)、あとは休憩できる椅子が10脚ほどあります。

6.岩盤浴も6種類あります。自分は今回は入らなかったですが800円で岩盤浴も入れますし6種類もあれば十分楽しめますね!

 

 

■注意点

本当にすごく良い温泉でした。が反面土曜日や日曜日は激混み必須だと思います。

友達から聞いた情報だと土日祝日は車で行くと駐車場に入れないこともあるそうですし、ネットで見ても男湯は入場制限がかかることもあるそうなのでご注意ください。

自分は金曜日の夜に行ったのですが混雑もしておらず、お一人様も多かったので非常に静かで最高にリラックスできました。なので静けさを求める方は平日に行くのが良いと思います!

 

 

■まとめ

最高の温泉でした。これから寒くなるので平日の夜にまた行こうと思います!みなさんももしチャンスがあれば行ってみてください。正直混んでいる温泉はリラックスできなくて嫌いなので土日はどうかなーっていう気はしますが、少なくとも金曜日の夜は最高でした!

 

 

【自動車業界について】就活生や転職先として考えている人向け

皆様こんばんは。Masaです。
今日は新卒から3年間働いた自動車業界についてまとめようと思います。
基本情報にはなりますが就活生や転職先として自動車業界を考えている人に役立つ内容になればと思います!
ただ私がいわゆるTier1に位置するサプライヤで働いていたので、少しサプライヤ目線の記事になると思いますのでご了承ください。


■自動車業界の構造
自動車業界は下記のようなヒエラルキー構造になっています。
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ご覧の通り自動車メーカーをトップとして、下にサプライヤが続きます。
第一次請負をTier1、第2次請負をTier2、と読んでいきます。(この呼び方は日本も海外も共通です。)
ですので、上にいればいるほど自動車そのものに関われる機会が多く、下に行けば行くほど小さな部品になっていきます。



■自動車業界の大きな仕事の流れ
自動車メーカー:5年後に〜な車を作るとすると、こんな部品が幾らで必要になるな。よしTier1に聞いてみよう。
Tier1サプライヤ:こんな部品が幾らで欲しいって聞かれたけど、作るためには○○な部品が幾らで必要だな。Tier2に聞いてみよう。
Tier2サプライヤ:こんな部品が幾らで欲しいってTier1サプライヤに聞かれたけど、作るためには△△な部品が幾らで必要だな。Tier3に聞いてみよう。
この流れが続くなかで、自動車メーカーやTier1などそれぞれの会社がどの部品をどの会社から購入するか決めます。
そして自動車の部品を作る会社が全て決まり、それぞれの会社で部品を生産して組み立てていくことで、最終的に自動車が世の中に生まれるわけです。



■自動車業界の面白いところ
まさに自動運転の確立に向けて、様々なテクノロジーが自動車に導入されている近年は非常に面白いと思います。
自動運転だけでなく数年先の車には今のスマホの機能がそのまま実装されると思いますし、YouTubeとかも車のディスプレイで見れるようになると思います。
自動車メーカーにいなくても、自動車の将来を感じられることが自動車業界の一番面白いところだと思います。

また製造業はどこでもそうかもしれないですが、自分が携わった製品が世の中に出ているところを見ると嬉しいですね。利益が全く出ていない製品でもやはり愛着はあります。



■自動車業界のつらいところ
常にコストとの闘いになることが辛いことだと思います。
自動車業界の仕事の流れで書きましたが、自動車メーカーが車を作るときにはだいたいいくらで作りたいっていう目標があります。
そうするとTier1、Tier2でも部品を作る値段が決まってくるのですが、ヒエラルキーのすべての階層で同じように利益を出すことは到底不可能です。
ですので、各社が自社の利益を出すために部品の売値を釣り上げたり、サプライヤにコストを下げる事を要求します。
そしてこのコストを巡った争いがヒエラルキーの全階層で発生します。ですので常に利益を出そうと熾烈なコスト競争やコスト削減活動が発生するのです。

加えて更に嫌なことですが、自動車メーカーの購買さんはTier1に対して製品を構成する全部品のリストとそれぞれのコストを開示するよう要求します。こういった詳細のところは別記事にまとめようと思います。



■まとめ
自動車業界は自動車メーカーをトップに、ヒエラルキー構造になっています。
仕事も基本は上から下へ、自動車メーカーからTier1、Tier2、へと流れていきます。
ですのでもし自動車に近いところの仕事をしたいのであれば、自動車メーカーまたはTier1に就職することが一番だと思います。
今日は自動車業界について基本情報と仕事の流れをまとめてみましたが、今度はもう少し仕事の詳細や働き方についてまとめようと思います。

【勉強編】USCPAのOutput −FAR編−

皆様こんばんは。Masaです。

実は現在のFinance部門に転職する2年前から、USCPA(米国公認会計士)の資格勉強を初めていました。

2016年10月に某専門学校に登録し、テキストなどを買っていたのですが勉強は全く捗らず2年が立ちました。

ただ転職した先で、USCPAホルダーが何人もいることや今後のキャリアを考える上で一度しっかり勉強するべきと思い再スタートをしました。

ですので、今日からはこの場所を勉強したことのOutputする場としても利用しようと思います!

興味ない人がたくさんだと思いますがよろしくお願いします:)

 

 

■会計の基本概念について

企業が作成する財務諸表のルールがGAAP(Generally accepted accounting principle)である。

GAAPは地域や国によって異なるが代表的なものは3つである。

JGAAP(日本のGAAP)、U.S.GAAP(アメリカのGAAP)、IFRS(国際会計基準)

ただ企業の活動が国や地域を超え、投資家も世界中の企業に目をつけている状況に合わせ、

それぞれのGAAPは差異をなくそうとしたり、国によってはIFRSを認めていたり、と行った状況になっている。

 

■U.S.GAAPの構成

U.S.GAAPというルールを作成するにあたっては、ルールのコンセプトとなるFrameworkがある、それがStatement of Financial Accounting Concept(SFAC)である。

なおSFAC自体はU.S.GAAPを構成するものではなく、あくまで財務会計の目的や原則を定めているコンセプトとなる。

SFACは3つの階層からなっており、それぞれをLevel1, Level2, Level3と表現する。

Level1では財務諸表の目的を、Level2では財務諸表が満たすべき特性と財務諸表の構成要素の定義を、Level3では財務諸表を作るにあたっての認識及び測定(Recognition&Measurement)を定めている。

 

Level1の財務諸表の目的

財務諸表は利用者(投資家など)へ有益な情報を提供する、資産/負債をどれだけ持っているか?の情報を提供する。と定めている。

 

Level2の財務諸表が満たすべき特性

特性は基本的特性(Fundamental Qualitative charcteristics)と補強的特性(Enhancing Qualitative charcteristics)にわかれる。

 

基本的特性は投資家がほしい情報について定め、大きく2つに分かれる。

1.Relevance:Predictive valueかどうか(将来を予測させる情報になっているか)、Confirmatory valueかどうか(過去から現在の推移がわかる情報になっているか)

2.Faithful representation:Complete(情報に漏れがないか)、Neutral(情報に偏見がないか)、Freedome from error(重篤なミスがないか)

 

補強的特性は基本的特性に加える特性として4つの特性がある。

1.Comparability(他社と比較可能な財務諸表かどうか)

2.Verifiability(立証可能な内容かどうか)

3.Timeliness(タイムリーな情報提供かどうか)

4.Understandability(理解できる内容かどうか)

 

 

Level3の財務諸表を作るにあたっての認識及び測定(Recognition&Measurement)

認識及び測定の概念は3つのパートに分かれる。

基本的前提パート(Basic assumptions)、基本的会計原則パート(Basic principles of accounting)、成約(Constraints)である。

 

基本的前提は4つの基本原則からなる

1.Economic Entity(企業は役員や従業員、株主などから分離されること)*社長の資産を会社の資産として財務諸表に載せちゃいけないよ、ということ

2.Going concern(企業は永続するという前提)

3.Monetary Unit(金額で表記できるものしか財務諸表には載せられないという前提)

4.Periodicity(期間に分けられる前提。年度とか)

 

基本的原則も4つに分けられる。

1.Historical cost principle(コストは基本的に取得原価を使う。ただし貨幣性資産は時価)

2.Revenue recognition principle(売上認識するのは、商品やサービスを現金化または現金請求権と交換し、かつサービスの履行義務を果たしたとき)

3.Matching principle(収益獲得過程で発生した費用については資産化し、売上認識時に費用化する)

4.Full disclosure principle(情報はなるべく多く明確に)

 

成約も4つに分けられる

1.Cost-Benefit relationship(財務諸表などを提供することによる価値が、作成コストを下回ってはいけない)

2.Materiality(影響小さいものは簡便法の処理でOK)

3.Industory practice(業界独特の慣行によっては、通常と異なる会計処理もOKの場合がある)

4.Conservatism(保守的に見ること)

 

 

まとめ

GAAPは財務諸表のルールで、それがアメリカのU.S.GAAPだったり、世界的なIFRSだったり、日本のJGAAPだったりするわけです。

でそのルールを作るにあたって概念的なやつがやっぱり必要になるので、それのU.S.GAAP版がSFACです。

SFACは財務諸表の目的、満たすべき特性、内容の定義(今回はまとめていません)、財務諸表を作るときの認識及び測定、について定めています。

そしてそれぞれの目的、特性、認識及び測定はいくつもの内容からなっているが、どれも財務諸表のルールとなるコンセプトになる部分なのですごく重要な内容であると。

まとめるとこんな感じでしょうか。

 

今回は ただ勉強したことをまとめただけですが、第1回は以上になります。

やっぱり実際の業務で少しずつ会計ルール(U.S.GAAP)に触れていることもあり、2年前より勉強したことが頭に入りやすいです。

これからは何日かに一度、学んだことをOutputする場としても使っていきたいです。

 

ではみなさんまた明日から一週間頑張りましょう!

メーカーの海外営業から外資系コンサルのFinance部門に転職するまで

皆様こんにちは。Masaです!

今日は自分の社会人としての4年間のうち、前職の3年間を振り返ろうと思います。

興味のなかった業界業種でしたが、非常に楽しく経験もたくさん詰めた4年間でした。

メーカーに興味のある人や就活している人の参考になれば良いなと思います!

 

 

1.車載機器メーカーでの3年間

車載機器メーカーで海外営業として3年間働いていました。

自動車産業におけるいわゆるTier1に位置するメーカーで、初めてのキャリアを積みました。

(車載業界についてはまた別途まとめようと思いますが非常に面白い業界だと思っています。)

 

入社理由

もともと自動車やメーカーに興味があったわけではなく、英語が身につけられる環境を軸に就活していました。

そんな訳なのでなかなか企業の志望理由などが言えず、就職活動は結構苦戦してました、、、

そんなある日に前職の会社説明会に行き、人事のおっちゃんに事実3割、嘘7割の話を聞かされて初めてこの会社に入りたい!と思いそのまま内定ももらえて入社することになりました。

 

入社後3年間

入社してからは欧州自動車メーカーの担当営業として3年間働いていました。

割と製造業の本社にいる営業は似たような働き方になると思いますが、実際にお客に合う機会は結構少なかったです。

というのも、欧州の販売子会社に営業マンやエンジニアを置いているので、彼らを通じて営業活動を行うことになります。

なので日頃の業務は、日本の本社と現地営業マンの間に立ったり、見積りを日本で用意して現地営業経由でお客様に提出してもらったり、といった業務が主になります。

 

3年間で身につけたこと

たくさんあります。けどとりあえず3つ。

1つ目は英語のスキルです。入社時はTOEIC600点、話すのは海外旅行に行けるくらい、なレベルでした。

ただ毎日現地の営業マンとメールや電話でコミュニケーションをとったりするなかで、入社2年経ったときには、TOEIC850点、英語での会話や会議もそこそこ問題ない、レベルになりました。

文法や単語の使い方を調べたりしましたが、英語の勉強は特にしていないので、やっぱり語学は使ってなんぼだなーって思いました!

 

2つ目は論理的に考える、説明する。です。

もともと要点をまとめて話すことが苦手で、バーっと背景を話してから質問をするような頭をしています。

ただ海外の人と話す中では論理的じゃないと話が通じないことが多かったので、常に結論を初めに述べてその後に理由を述べる、という考え方、話し方をするようになりました。

結論から理由の順で話せるようになってからは、日本人だけでなく外国の方とも非常にコミュニケーションを取るのが楽になった実感はあります。(もともとが酷かっただけなので、まだまだ改善しないといけないとは思っています。。。)

 

3つ目はマイルです。笑

3ヶ月に1回くらいはヨーロッパに出張で行っていましたので10万マイル弱は貯まりました笑 転職しなければ2018年にANAのスーパーフライヤーズ会員になることができたと思っています、、、

これだけは転職半年先延ばせばよかったなって後悔していますが、もう飛行機乗る機会も減るので恩恵はそんなないですかね。

 

転職の理由

職場の環境も良くて、飛行機のマイルもたっぷり貯まる、そんな環境だったのですが今年4月に転職しました。

転職するにあたっては昔から専門性を持った人間になりたいという思いがありまして、それを叶えるために転職するなら社会人3年経験した今のタイミングかなと思いました。

前職では役員などに対してプロジェクトの収益報告をしたり、数字を用いたビジネス提案をしたり、といった仕事も経験し、その中で今後は数字を専門にしたキャリアを積みたいという思いが芽生えました。

詳細は別の機会にまとめようと思いますが、営業から数字を専門にする仕事に就くのであれば方針転換は早いほうが良い。社会人4年目になる今のタイミングだな、と思い転職に至りました。

 

総括

こんな3年間を最初のキャリアとして積んできました。

正直前の職場での3年間は非常に楽しかったので、戻るチャンスがあればいつか戻って貢献したいな、と思っています。

友達とかと話していると、会社が面白くないとか好きじゃないとか色々聞きますが、自分はとても好きでした。

ただ、今になって振り返ってみると先輩のきつい教えが嫌になったこともあるし、仕事が上手く回せないことに悩んだこともありますし、苦労もたくさんしたと思っています。

今度は転職活動のときの話を記事にまとめようと思っていますが、自分が上司や先輩のきつい教えをどう乗り越えたのか、仕事が回せないときに何を思ってどんな行動をとったのか、なども記事にまとめていこうと思います。

 

今日はとても下手くそな文章を書いてしまった気がします。これからたくさん書いて読みやすくて興味の湧く記事をたくさん書こうと思います。

がんばるぞ!!!

では皆様おやすみなさい。

 

 

 

 

【雑記】26才社会人4年目一人暮らし男性、の雑記スタート!

皆様こんばんは!Masaといいます。

タイトルにもありますが社会人4年目、一人暮らしをしている男性社会人になります。

サラリーマンとして働きはじめて4年目、30才まで残り数年を切ったなかで、

自分は会社員という肩書きをなしに、周りの人に価値を与えることができるのだろうか?

と思ったので、このブログを通じて自分の経験だったり、仕事や勉強のアウトプットをしたりして

誰かの役に立てないかなーと思っております。。

得に同年代の人たちに向けて何か少しでも価値のある情報を提供できたらなー!と思っています。

 

本日2018年10月9日が本ブログのスタートです。半年一年は誰も読まないかな?と思っているのでほそぼそと

続けていけたらなーと思います。

よろしくお願いいたします!!ではまず自己紹介をしまーす!!

 

自己紹介

  • 神奈川県在住の20台半ば男性、社会人4年目になります
  • 横浜市内で育ち、大学卒業後は自動車車載部品のメーカーにて海外営業として3年間働いておりました。
  • 3年働いた後に外資コンサルティング会社のFinance部門に転職し、現在Analystとして働いております。転職の際は8社くらいの転職Agentとやり取りし、10人弱のAgentと話もしましたので、いつか記事でまとめます。
  • 趣味は料理、ランニング、サッカー、です。高校まではサッカー選手目指していました、、、

 

ブログの目的

  • 自分の経験(自動車業界とコンサルティング会社で働いた経験、転職経験、一人暮らしの生活)が誰かのためになるのかな?を試してみたい
  • 勉強の内容(簿記やUSCPA)のアウトプットをすることで理解を深めたい
  • 読んだ本のアウトプットをすることで理解を深めたい
  • 横浜近辺のグルメ情報を発信したい

 

今日からは同年代の社会人に向けて、少しでも役に立つ情報発信ができればと思っております。

どうぞ皆様お手柔らかにお願いいたします!楽しみです!

 

次回の記事は私の社会人生活4年目で得たこと学んだこと、これからなりたい姿を記事でまとめたいと思っています。

私自身自分のキャリアについてはなかなか悩んでいて、他の人がどういう考えをしていたりどういったキャリアを積んできたりしているのか?は非常に興味があります。

同様に悩んでいる人はたくさんいると思うので、まずは自分の社会人生活を記事にして参考になる情報を発信できればと思います!

 

では初日はこんなところで。おやすみなさい。

 

Masa